お知らせ
SSH企画 天文学講演会
※聴講ご希望の方は、11月11日(月)までに、
紫芳会事務局にご連絡ください。
「オリオン座の赤色巨星『ベテルギウス』の変光と超新星爆発」実施要項
探究部
1.目 的
本校は、文部科学省のスーパーサイエンススクール(SSH)校に指定され、
立高から世界へ ~解なき時代にたくましく挑み続ける国際性豊かな
科学技術人材の育成~というテーマの元に、新たな教育を展開している。
今回の講演会では、本校の元地学教員・元天文気象部顧問であり、
日本天文学会に所属して、変光星の研究で高い成果を出された大金要次郎氏にご講演いただく。
氏は東大理学部より移設した30cmカセグレイン望遠鏡を私設のひかり天体観測所に設置し、
変光星の測光観測を行ってきた。2023年には「自作光電測光装置を用いた23年間にわたる
ベテルギウスUBVRI測光」の研究で日本天文学会功労賞を受賞されている。
本企画では、大金氏に天体観測の方法や変光星の観測結果から分かる超新星爆発の
可能性などについて語っていただき、天文学を深く学ぶとともに、知的好奇心の向上を図る。
また、本校卒業生の会や、他高教員、近隣で天体観測を行っている高校にも案内を出し、
SSH校として科学普及の活動を行う。
2.場 所 本校 4階 講義室
3.日 時 令和6年11月22日(金) 14:40~17:10
4.テーマ 「オリオン座の赤色巨星『ベテルギウス』の変光と超新星爆発」
5. 講 師 大金要次郎氏
日本天文学会会員 変光星研究者 元本校地学科教員・天文気象部顧問
1934 年生まれ 都立小平高校、立川高校(1975-1983)、国分寺高校、小山台高校、帝京大学薬学部非常勤講師を歴任
「星食観測によるαTauの視直径の測定」 1998年 日本天文学会
「デジタル式カメラによる変光星の観測方法の開発とその普及」で,日本学術振興会より'04(H16)年度科学研究費補助金の交付を受ける
「デジカメでも測光ができる」 2004年 天文教育研究会
「αOriの変光周期の数値解析の結果」2011年 変光星観測者会議
「ベテルギウスの変光観測」 2011 東亜天文学会
2023年日本天文学会より「天文功労賞」受賞 「変光星観測者会議2023」で受賞記念講演
高校「地学」教科書(大日本図書),チャート式地学(数研出版)ほか,共同執筆は多数
新版地学教育講座⑪「星の位置と運動」地学団体研究会編 東海大学出版会
天文アマチュアのための天体観測の教科書「変光星観測[編]」 誠文堂新光社、初版2009
6. 対 象 本校生徒希望者 本校教職員 他校生徒及び教職員 本校卒業生
7. 講師謝礼 JST事務マニュアル【SSH謝金基準】により謝金を支払う。
8. 担 当 東京都立立川高校・地学科 可長清美